整備業務
入社時に自動車整備の経験や資格は必要ありません。知識やスキルよりも大切なのは、まじめに取り組む気持ちです。自動車は便利な道具であると同時に、危険な道具でもあります。整備業務はドライバーや周囲の人を事故やトラブルから防ぐことにつながる、命を守る仕事とも言えます。電気自動車や自動運転車なども登場する未来を踏まえても、今も、これからも、整備士はなくてはならない職種のひとつとなっています。
トラックの3ヶ月定期点検の流れ
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01
電気系統の点検
ヘッドライトやハザード、ブレーキランプなど正常に点灯するかどうかの確認。
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02
エンジンルームの点検
オイル量や水量の漏れ、ファンベルトの張り具合、エアクリーナーの詰まり、点火/燃料装置、トランスミッションなどの確認、交換。
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03
グリスアップ
車両の下にもぐり各種部品を点検。シャフトなどの動きをなめらかにするためにグリスアップ(注油)も同時に実施。
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04
タイヤのトルク締め
タイヤのホイールナットの締め付けを実施。
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05
バッテリー液・ウォッシャー液の確認
バッテリー液やウォッシャー液を確認、状況に合わせて補充。
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06
点検記録の記載
点検記録を記載、点検用のステッカーを張り替え終了です。
その他業務
車検
国が定めた保安基準に車両が適合しているかどうかを検査する業務、いわゆる「車検」です。ブレーキ、各種メーターやライト、排気ガス、その他箇所が基準に適合しているか検査します。
修理
乗用車から大型車、クレーンをはじめとする建設車両の修理業務です。故障やトラブル内容に合わせて、適切な修理やパーツ交換をおこないます。
SCHEDULE 1日の働きかたイメージ
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8:30
出社、体操、朝礼、清掃
出社後、準備運動して朝礼、その後清掃や車両の移動をします。
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10:00
休憩
1回目の小休憩です。小休憩は1日に2回あります。
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10:10
現場作業
引き続き定期点検の実施。慣れてくると1日数台の点検や車検を実施します。
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12:00
昼食
食堂で食事。お弁当を持参する人やコンビニで購入する人などさまざま。
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12:40
現場作業、夕礼、清掃
車両の修理。分解して故障箇所を選定、壊れている部品の発注などをします。
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15:00
休憩
2回目の小休憩。
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15:10
現場作業
引き続き車両の修理。終業の30分前くらいから清掃をはじめます。
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17:30
退勤
全メーカーに対応できる、だけじゃありません。 自衛隊車両など、特殊車両の整備技術も身につきます。
当社ほど多種多様な車両の整備を経験できる企業は、国内を見渡してもほぼありません。特定メーカーと専属契約しているわけではないため、あらゆるメーカーの車両が集まります。乗用車以外にトラックやバスのような大型車両から、建設車両、自衛隊車両、軌陸車(線路を走る車両)などの特殊車両まで、あらゆる車種・車両に対応できる整備技術が身につきます。