現在の業務
社内システムの運用保守・改修がメイン業務です。販売管理やWeb受発注を担う営業システム担当として、ユーザーからの問い合わせ対応やシステムトラブル時の復旧対応、また現場からの声や本社側の要望を反映する改修作業などを担っています。システムをAWSで管理していることもあり、AWS環境を活用して売上分析基盤なども開発しています。その他、システム開発の内製化に向けたメンバー育成や、DX化プロジェクトの一員として各事業部門の進捗管理もおこなっています。
やりがい
ITベンダー側からユーザー側に転職したという視点からのやりがいとして、まずは直接ユーザーからフィードバックを受けられることが新鮮であり、よりよいシステム改修につなげられています。また、ITベンダー時代はコストの問題で対応できなかった課題も、今は社内対応という形で解決を図れるため、ユーザーにより貢献できるようになりました。さらには、ITベンダー側だとユーザー側の事情や意見を優先した提案になりがちになりますが、今は自分の意志やアイデアをシステム構築に反映できることも面白さを感じる部分ですね。

MY
CAREER
2009年 | メーカー系SIerにシステムエンジニアとして新卒入社 |
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2010年 | NX商事(旧:日通商事)の物流商品・機器部の営業システムを担当 |
2016年 | 吸収合併され、総合ITベンダーに所属 |
2018年 | NX商事に転職、IT推進部に配属 |
転職理由
システム構築は、ユーザーが要望をだしてSIerがシステム構築するというのが一般的な流れです。しかし、プログラミングをしなくてもシステムをつくれるクラウドサービスなどが充実してきています。この時代の流れから、今後はユーザー側がシステムに強くなる必要があると考え、自分の経験を活かせると思ったのがきっかけです。また、システム提供側の都合で、理想の提案ができないというジレンマを解消したかったことも大きいです。
リーダーとしての成長
IT推進部では、リーダー役を担っています。ただ、自分の考えに固執しがちで、メンバーに考えを押し付けるようなコミュニケーションを取ってしまうこともありました。自己開示や相手の考えや思いに耳を傾けることが大事。基本的なことかもしれませんが朝会や勉強会、プロジェクト毎の振り返りなどを通じてメンバーの価値観や考え方を知り、彼らからたくさんの学びを得ただけでなく、チーム力も高まったと感じています。転職前は想定していなかったことですが、入社してチームビルドにおけるコミュニケーションの大切さを学べたことは大きかったです。

ここで身につけた私の武器
行動力・実行力
過去を振り返って成長したと感じるタイミングでは、いつも行動力や実行力がキーになっていたように思います。AWS環境を活用して売上分析基盤を開発したときも自分から始めたことですし、メンバーの育成や信頼関係の構築のために朝会や勉強会を始めたのも、「とりあえずやってみよう」「継続してみよう」という思いからです。自ら動き出すと、意外といい結果を生んでくれる。この経験が、私の強みのひとつになっています。
