現在の業務
ユーザーからの依頼を受け、ほぼオーダーメイドによるトレーラの構造検討及びトレーラ製作に必要な設計図の作成を担当しています。1台あたりの設計期間は3ヶ月前後で、設計課全体の生産設計工程表の作成を行い、作業進行状況に合わせたスケジュール調整も担います。また、トレーラ生産効率の向上を目的とした工程改善や標準化の推進にも取り組んでいます。
やりがい
ユーザーの希望するオーダーに応え、トレーラ設計を行うので、世界に一台をつくると言っても過言ではありません。新しい構造を実現するために悪戦苦闘しながらも作図し、実際にカタチになったトレーラを見ると感動しますし、お客様に喜んでいただけたときは嬉しいですね。また、生産工程のコントロールを任されており、これは製作所全体の生産量にも関わってきます。生産台数を左右する重要な役割でもありますので、無理や問題がなく、スケジュール通りに製作を完遂できたときは達成感を得ると同時に、ほっとします。

MY
CAREER
2002年 | 特装車架装メーカーへ入社、設計部へ配属 |
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2006年 | 係⻑へ昇格、広域技術営業として設計部と兼務 |
2010年 | 設計部⻑へ昇格、設計部及び製造工場の管理担当 |
2018年 | NX商事(旧:日通商事)に転職、整備製作部 東京製作所 設計課に配属 |
2020年 | 設計二課制となり設計第一課に配属、主に生産設計を担当 |
転職理由
特装車両の架装メーカーへ新卒入社し、主にタンクローリなどのトレーラに積載されている装置の設計に関わっていました。トレーラに関わる機会が多くあり、様々な車両を設計担当するなかで勉強してもっと深く掘り下げたいと思うようになりました。前職時代からNX商事が特殊車両を製作していることを知っていたため、キャリアアップを実現するために転職を決意しました。
注力したいこと
製作所全体の円滑な製造に向けた、効率化の提案にチカラを入れています。生産設計を担当するようになってから、既存の製作工程をそのまま踏襲するのではなく「こうすればもっと効率化できる」「ここは単純化してもいいのではないか」と常に意識するようになりました。ペーパーレス化や設計図の標準化を実施することでムダをなくしコストを削減するだけでなく、設計や製造にかけられる時間を増やして製品品質の向上を図りたいです。

ここで身につけた私の武器
私の前に道はなく、
私のうしろに道が出来る
前職の大先輩が言っていた言葉です。自分の後ろにどんな道を残せるかを常に考え、その道に部下が付いてきて貰える様な人間になりなさい。そう、教えられました。その大先輩と出会ったときは既に定年前だったにも関わらず、「勉強の毎日」とおっしゃる方でした。自分のことだけでなく、後輩たちがよりよい未来を築けるように、学びながら新しい道を切り開いていく。その姿勢が私の強みだと思っています。
