車検切れ対策 A-alert
(1)車検切れ運行を防止する万全な体制
車検切れ運行(無車検運行)を行うと、罰則や行政処分を受けるだけでなく、社会的な信用を損ねることにもなります。
車検切れ運行は、運行管理者・整備管理者を配置している企業・団体様であっても発生しているのが実態です。原因としては、「うっかり」「勘違い」「整備業者にまかせっきり」「引継ぎがうまくいっていなかった」など、結果的に「チェック体制が不十分だった」ということになっています。
過去、企業・団体様が行う車検切れ運行の再発防止対策の多くは、複数担当者によるダブルチェック・トリプルチェックとなっていますが、再発している企業・団体様もあります。チェックを行う担当者様が、様々な業務を抱えていて車検切れのチェックだけに集中できるわけではありませんので止むを得ないことです。
当社のA-alertサービスでは、担当者へのメール連絡から始まり、回答が無ければオペレータから拠点様へ直接電話して車検状況の確認を実施します。車検切れの監視を専門に行う担当者がいるため、漏れなく確実に監視することが可能となっています。
(2)4段階の警告通知
公的機関から自動車登録情報を日々更新し、車検が完了するまでメールおよび電話にてお知らせします。公的機関のデータを取込むことにより確実に車検を実施していることが確認できるため、「うっかり」「勘違い」を防止することができます。
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満了1~2カ月前
- 車検予定車両があります
- ご担当者様に車検予定の案内メールを送付します(※1)
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満了5営業日前
- 車検切れ間近の車両があります
- 車検完了未確認車両について、担当者様に警告メールを送付します
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満了5~0日前
- 車検切れ間近の車両があります
- 車検完了未確認車両について、管理者様に警告メールを送付します(※2)
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満了前日(営業日)
- 車検は終わっていますか?
- オペレーターから、担当者様に直接電話連絡し車検完了を確認します(※3)
- ※1案内メールはお客様が行う設定にもとづき「車両情報照会システム(A-support)」から送付されます
- ※2管理者様への警告メールの受取日は5~0営業日前の範囲で任意に設定できます
- ※3オペレーターが確認した結果はA-supportに登録され、その内容はA-supportでご確認いただけます
(3)複数拠点の車検実施状況を確認できる
複数の拠点を管理している場合、一般的には、確立された管理体制のもとで各拠点が車検実施を管理しています。通常であれば、当たり前に漏れなく車検が実施されますが、その状況を把握しようとすると、各拠点に問い合わせする、あるいは、報告させなければならず、非常に煩わしいものです。
A-alertを利用すれば、複数の拠点であってもWebシステムで一元的に実施状況を把握することが可能になります。
(4)手軽に始められる
「ベテランの担当者がいなくなることに不安を感じる」「多くの業務を抱える担当者への負担を軽減したい」など、抱える悩みや課題はさまざまだと思います。属人的な要素の強い業務では、普段は当たり前に行われている車検実施管理が急にできなくなったり、機能しなくなったりします。
A-alertは、簡単なお手続きで手軽に安価に始めることができます。万が一の時のための手段としてご検討ください。
A-alertを利用したお客様の声
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A社- 物流業者
保有車両のうち翌月車検満了日を迎える車両一覧がメールで配信されるため、そのデータを基に車検日程調整を実施しています。多忙で手配を忘れていた際にオペレータから電話がかかってきて慌てて車検に出した経験もあり、本サービスに助けられました。
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B社- 物流業者
当社は複数の拠点で事業用の車両を運行しており、各拠点ごとに車検管理を実施していますが、車検を忘れて運行できなくなったこともあるため、本サービスを利用しています。
データが日々更新されて実施有無が一目でわかるため、統括する側の立場からも役立っています。